身長150cm台の小柄な人に合うデスク。なかなか見つかりませんよね。
かくいう私も身長156cm。
今まではパソコンを使う時、高さ70cmのデスクを使っていました。
しかしパソコンを使うと、肩こり、頭痛があまりに辛く、長く作業すると立ち眩みもする始末。
このままだと健康を害しそうだったので、自分の身長に合ったワークデスクを買おう!と決めました。
ゲーミング家具メーカーバウヒュッテのHPによると、私に合うデスクとイスの高さはデスク61㎝、イス38cmです。
しかし。
日本のデスクの高さは70cm~72cmが主流。
高さ60cm前後のデスクは本当になかなか見つかりません。
それでも、しぶとくしぶとくしぶとく探し続けた結果、
高さ60cm前後のデスクを5つ見つけました…!!
- Flexispot E7
- タンスのゲン 小柄さん専用パソコンデスク
- 無印良品 リビングでもダイニングでもつかえるテーブル
- IKEA 組み合わせデスク
- ニトリ プレフェ(組み合わせデスク)
私は①→②→③④⑤と検討していき、自分の条件に合ったニトリ プレフェを選びました。
でも、せっかく見つけた希少な高さ60cm前後のワークデスクなので、私が気になった点と合わせてまとめて紹介しておきます。
小柄な人のデスク探しの参考になれば嬉しいです!
ワークデスク・チェアの高さを身長に合わせて姿勢を良くしたら肩こり・頭痛が激減したもくじ
高さ60㎝前後のデスク5つのサイズ
最初に、今回紹介する高さ60cm前後のデスク5つのサイズをまとめました。
| Flexispot E7 | タンスの ゲン | 無印良品 | IKEA | ニトリ プレフェ |
---|---|---|---|---|---|
高さ(cm) | 60.5~ | 62 | 60 | 62.5~ | 56~ |
高さ調整 | 無段階 (電動) | 1~2cm (手動) | なし | 無段階 (手動) | 4cm毎 (手動) |
幅(cm) | 120~ | 115 | 130・150 | 100~ | 100~ |
奥行(cm) | 60~ | 60 | 65・80 | 60~ | 59 |
全部それなりに大きいです。
主流な高さ70cm前後のデスクなら、もっと小さいサイズもあるのでしょうが、小柄な人に合うデスクを使おうと思うと、スペースから必要です。
Flexispot E7
組み立て方法やシリーズの違いについては、マサオカブログさんが詳しいです
→FlexiSpot EN1レビュー/低コストなメモリ機能付き電動昇降デスク!組み立ては要注意 – マサオカブログ
デスクを買う!と決めたときは、これが最有力候補でした。
電動式昇降デスクの中では安価なFlexispotです。
最近の部屋晒す系や、デスク環境構築系の記事でめっちゃ流行ってます。
私が検討したFlexispot E7は、昇降範囲が58~123cm。
別売りの純正天板2.5cm分の厚さをプラスしても、高さ60.5cm~で使えます。
座っているのが疲れたら立って使えるのも良い。
電動だからボタン1つで高さを変えられるし、よく使う高さを記録させておくメモリ機能もあります。
これや!これが最高のデスクや!
と思ったのですが。
私がFlexispotを選ばなかった理由
- めっちゃ重い。女性だと組み立てに2人必要
- 組み立てに電動ドライバーが必要
- 専用天板を買っても自分で取り付け穴を開けないといけないことがある
- サポートの対応が悪いというレビューが多い
公式に重さの記載はありませんが、けしろぐさんによると約50kgあるそうです。
成人女性1人ぐらいの重さあるやん。
男性だと1人で組み立てている人もいますが、アラフォーおばちゃんの私だと組み立てにもう1人は必須。
こんな重たいものの組み立て、家族に手伝いをお願いしても嫌な顔されることは自明( ;∀;)
組み立てに電動ドライバーが必要なこともマイナス点です。
ガイド穴はあるものの、手回しでネジを固定するのは相当難しいようです。
電動ドライバー自体が高いし、日常生活で使わないので買いたくない。
メーカーの純正天板を買っても、電動ドライバーで自分で穴を開けないといけないことがあるそうで、驚きの品質です。純正天板の意味とは。
極めつけは、サポートの対応が悪いというレビューが多いこと。
Flexispotの昇降式デスク全般のAmazonレビューを読み込みましたが、サポートの対応が悪いという評価がかなり多いです。
(悪いというか、そもそも連絡がとれないとかも多い)
(星4つのレビューでも、サポート悪いとかサラッと書いてる)
電動式昇降デスクの中では安価とはいえ、脚+天板で¥60,000を超える買い物です。サポートの対応が悪いのは、不安しかありません。
ということで、最有力候補ではあったものの、この商品にこの値段は出せないと断念しました。
Flexispot E7が合うかもな人
- 組み立てを手伝ってくれる人がいる
- 電動ドライバーを持っている
- DIYは得意
- サポートの連絡を気長に待てる
タンスのゲン 小柄さん専用パソコンデスク
次に検討したのがタンスのゲンが作った、身長155cm以下の人に向けて作ったパソコンデスクです。
高さは62cm。アジャスターで1~2cmの高さ調整ができます。
コンセプトがドンピシャ!
高さヨシ!見た目も悪くない!¥13,800とリーズナブルなお値段!
これや!
と思ったのですが。
やっぱりこのデスクも私には合いませんでした。
私が小柄さん専用デスクを選ばなかった理由
- ワゴン込みで幅115cm
- ワゴンの評判が悪い
- 深く座ると補強桟に足が当たる
このデスクの幅は、ワゴン込みで115cm・ワゴンなしだと80cmです。
私の場合、収納は別にあるので、ワゴンは必要ない。
けど、それだと幅80cmとかなり狭いデスクになってしまいます。
(※ワゴンの有無は選べません。デスク・ワゴンのセット販売です)
レビューを読むに、このワゴンの方の評判が良くないです。
曰く、ワゴンの組み立てに時間がかかる・難しい。
あと、デスク・ワゴンの脚にあるアジャスター同士が干渉して、デスクとワゴンが少しだけズレるという指摘もあります。
一番のネックは、深く座ると補強桟(電源タップを置ける横棒)に足が当たるというところ。
私は深く座るのが好きなので、絶対膝が当たるな、そうなったら不快だろうな…と思い、タンスのゲン小柄さん専用パソコンデスクも断念となりました。
タンスのゲン小柄さん専用パソコンデスクが合うかもな人
- デスクと一緒に収納が欲しい
- 深く座らない
無印良品 リビングでもダイニングでもつかえるテーブル
無印良品のデスクというかテーブルです。
高さは60cm固定で調整はできません。
私が無印良品リビングでもダイニングでもつかえるテーブルを選ばなかった理由
- 予算オーバー
- 深く座ると棚板に足が当たりそう
リビングでもダイニングでもつかえるテーブルは、一番安いW130×D65×H60cmのものでも¥34,900。
そこに配送料¥2,500がかかる(店頭受け取り不可)ので、合計¥37,400。
完全に予算オーバーです。
Flexispotはボタン1つで高さを調整できて、立っても使えるので¥60,000を超えても致し方なしと思いましたが、こちらは高さ固定のテーブルなので、そこまでは出せないなと。
深く座ると脚の間にある棚板に足が当たりそうなのも、タンスのゲン小柄さん専用パソコンデスクと同じく絶対気になると思ったので断念です。
無印良品リビングでもダイニングでもつかえるテーブルが合うかもな人
- 見た目にもこだわりたい
- 深く座らない
IKEAの組み合わせデスク
IKEAの組み合わせには、OLOV(オーロヴ)という伸縮式の脚があります。
高さ60cm~90cmの間で調整でき、厚さ2.5cm以上の天板に対応します。
なので実際のデスクの高さは62.5cm~になります。
OLOVに組み合わせられる天板は17つあって、サイズ・素材によって値段が変わります(¥999~9,990)。
IKEAのものなので、外観もそこまで悪くなさそうですね。
IKEAの組み合わせデスクを選ばなかった理由
※私がこのデスクを選ばなかったのは、超個人的な理由が大きいです
- 脚の長さを揃えるのが難しいというレビューがある
- 自宅からIKEAが遠い
OLOVは脚を捻じって長さを調整するタイプで、60cm~の無段階調整です。
ネジで固定するタイプと違って微調整しやすい反面、脚の長さを揃えるのが難しいというレビューがありました。
とはいえ、一度高さを調整したら頻回に変えることはないと思うので、そこまで大きなデメリットではありません。
私の場合、自宅からIKEAが遠いことがネックでした。
私は前述したとおり、ニトリのプレフェを買ったのですが、ニトリは自宅から車で20分。IKEAは車で1時間半かかります。
IKEAに到着するまでにニトリに行って買い物して帰ってこれるがな。
そんな超個人的な理由で、IKEAの組み合わせデスク選びませんでした。
IKEA 組み合わせデスクが合うかもな人
- IKEAまで全然行くし
- IKEAの家具が好み
ニトリ プレフェ
さて最後は、私が選んだニトリのプレフェです。
ニトリのプレフェも組み合わせデスクです。
伸縮タイプの脚を使うことで、デスクの高さ(天板込み)を56~84cmに調整できます。
ただし、高さ調整は4cm刻みなので、微調整は難しいです。
最終的にニトリのプレフェを選んだ決め手は、ニトリが自宅からの近いという私的な理由でしたが、
プレフェ、良いです!!
組み立ては、アラフォーおばちゃんの私1人でのんびりやっても20分ほどで終わりました。
裏返した天板に脚を取り付けた後、デスクをひっくり返すのも余裕です。
私はデスクの高さを2回変えたので、組み立て時も合わせて計3回ひっくり返していますが、全然億劫にならないほどに簡単で余裕です。
六角棒レンチでいちいち脚のネジを緩めて留める作業は多少面倒ですが、これだけ気軽に高さ調整をできるのは大きなメリットですね。
不満点は、デスクを使って3か月経った今現在ありません。
※ニトリのプレフェを導入した結果、首・肩がめちゃくちゃ楽になりました
ワークデスク・チェアの高さを身長に合わせて姿勢を良くしたら肩こり・頭痛が激減したニトリ プレフェのデメリットとその対応
絶賛しているニトリのプレフェですが、購入前に分かっていたデメリットもあります。
- 壁につけていないとキーボードタイピングだけでも揺れを感じる
- 天板がたわむことがある
これらは私にとってのデメリットにはならなかったので購入しました。
気になる人は、ニトリのプレフェは向かないかもしれません。
デスクは壁にくっつけて設置する予定だったので、これは気にしませんでした。
確かに、壁につけても設置してもタイピングするだけで少し揺れることがあります(毎回ではない)。
ただ気になるほどではないので、壁にくっつけて設置する予定の人は気にしなくていい程度だと思います。
これには個体差があるようですが、かなり多いレビューです。
買ってすぐたわんだというレビューもいれば、使っていく中で徐々にたわんだというレビューもあります。
幸い、購入後3か月経過した私のプレフェはまだたわみはないです。重たいものを乗せていないからかもしれません。
安いので、もしたわんだら天板を買い替えようと思っています。
▽プレフェに脚を1本追加してたわみ予防をしている動画です。伸縮脚を使っても費用¥2000切るぐらいでできてコスパ良いですね
高さ60㎝前後のデスク5選まとめ
高さ60cm前後のデスク5選でした。
小柄な人は、自分の身長に合うデスクを買うだけで一苦労ですね。
でもそれを乗り越えてデスクを新調すると、快適なデスクワークライフが待っていますよ!
在宅ワーカーじゃないけど快適なデスク環境を求めて迷走していい感じになった2021