今回のペアリングはもう食べる前から間違いないこと分かってましたから。
控えめに言って最の高。
ブラウンエールと上海風冷麺、焼き鳥の肝(タレ)と同じぐらいドンピシャでした。
ペアリングの考え方については、以下を参考にしています。
ビールペアリングとは? ビールと料理の合わせ方 – Voyager
もくじ
宅飲みでビールとフードのペアリング:クラフトザウルスサマーエールとピクルス
ビールはクラフトザウルスサマーエール
クラフトザウルスはヤッホーブルーイングの軽井沢限定ビールです。私が今一番好きなビールです。
サマーホワイトエールはそれの夏季限定バージョン。
特徴は
- 複雑な香り
- 酸味
です。
レモンを思わせるホップの香りと酵母由来のスパイシーな香りが合わさった、複雑な香りが特徴のビールです。酵母のスパイシーな香りをより強く出すために、通常よりも高い温度で発酵させました。飲み口は小麦由来の酸味が加わることで飲み疲れすることなく軽快に飲み進めることが出来ます。暑い夏の日に屋外で飲んだり、家で魚介系の料理と合わせて飲んだりと、様々なシーンでお楽しみ頂けるクラフトビールです。 新製品『軽井沢ビール クラフトザウルス サマーホワイトエール』
香りは本当に複雑。
この香りを表現するときはスパイシーというの・・・?スパイシーとは・・・?みたいな感じで、表現方法がよく分からなかったのですが、使われているホップの紹介で納得。
このビールに使われているホップは、スーパーカスケードと言われているらしいセンテニアル。
ホップDATE アロマ:パイン、アーシィー(土のような香り)、シトラス、グラッシー(青草のような香り) 月間月の生活2019年6月号より
言われてみればこの香り全部する!!!
そんな草と土の匂いがするビールがあるか!ウソつけ!!と言われるかもしれませんけど、本当にしますから!!!
主観的にはパイン≧シトラス≧グラッシー>アーシィーという感じ。
ビールの紹介ではレモンのようなホップの香りと書かれていますが、私はパインのほうが近い気がしますね。このビールを初めて飲む前に香りから「ちょっと甘めなのかな?」と思ってたら、酸味と苦味がしっかりしてて驚いたぐらいです。
酸味と苦味は甘い香りから想像するよりはしっかりしていますが、うまく調和しています。炭酸も強過ぎず心地良い程度。
香りのインパクトとは対象的に味の全体的なバランスは絶妙で、紹介文の『軽快』に嘘偽りナシ。
グイグイいってしまいます。
フードはカンタン酢を使ったピクルス
ピクルスは大根、きゅうり、パプリカ、セロリを入れています。セロリおいしいよセロリ。
味付けはカンタン酢オンリーです。
カンタンすぎんよ〜。カンタンなのにめちゃくちゃ美味しいよ〜。
ただこの美味しさはお酢と砂糖だけなはずがない!と思って原材料を見たら、やっぱりアイツらがいましたよ…ククク…。
旨味を入れておいてくれるなんて、気が利いてるなミツカン!!
うたい文句通り、本当にこれ1本で味が決まります。
カンタン酢を使う前は、ピクルスを作るときは延命酢を使っていました。
延命酢は米酢、果実酢がメインで、なおかつはちみつも入っているので味がめちゃめちゃまろやかです。これもすごくすごく美味しくて、これだけで最高のピクルスが作れます。
ただちょっとお高いんですよね・・・。
狙ったペアリング効果:酸味×酸味
これはもちろん酸味×酸味の相乗効果です。
ビールのペアリングがよくわかる本に載っている通り、『清涼感』がすごいです。夏にピッタリ!!
しかもコース料理の食前酒、前菜を思わせるナゾの高級感。
宅飲みなのにこれからコース料理始まるの?みたいな感じです。
ペアリグとして完璧ということじゃないでしょうか。
そして清涼感とお酢の疲労回復効果か、食欲が俄然沸きますね。
私はこの後に以前紹介した豚のトンテキが食べたくなりました。
豚肉も疲労回復にいいんですよ!
次は絶対クラフトザウルスサマーホワイトエール・ピクルスからのよなよなエール・トンテキのペアリングで行きます。
まとめ:クラフトザウルスサマーホワイトエールとピクルスのペアリングは間違いない
間違いない。
(大切なことなので2回言いました)
他のホワイトビールでもいい感じにペアリングできるとは思いますけど、ここまでハマった感じは出るかな〜という気もします。
問題は、このビールを手に入れるには
- 軽井沢に買いに行くか
- ヤッホーブルーイングの定期宅配を頼むか
しかないんですよね。
ヤッホーブルーイングの定期宅配は、美味しいビールがいつでも家にあって幸福度が上がるので、興味のある方は公式サイトを見てみてください。