Kindle Unlimitedで本を3冊読んだら汚部屋を脱出して朝活を始められた

なにを言っているか(ry

今年起こった(やった)ことを話しますと

という塩梅です。

部屋の片付けをして汚部屋から脱出した

私は片付けがめちゃくちゃ苦手でして、

  • 床が見えないぐらい部屋が物であふれている
  • どこに何があるか把握できていない
  • 意を決して片付けても1か月ぐらいしか維持できない
  • また床が見えなくなる

そんな部屋でずっと生活していました。

汚部屋です。

何度片付けに挑戦しても維持できないので、自分は片付けができない人種なんだと思っていました。

ところが今年4月頃、ひょんなきっかけで片付け本を読みました。

その本があまりにも私にドンピシャの本で、「もうこれは部屋を片付けるしかない!成功するビジョンしか見えない!!」ぐらいまで気持ちが高まり、満を持して5月に部屋を片付けました。

そして今の部屋がこれです。

汚部屋 片付け 後

どうだ!床が見えているだろう!

「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら二度と散らからない部屋になりました 読後 成果

棚やクローゼットにはまだ売るもの、一時保留のものが残っていますが

「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら二度と散らからない部屋になりました 読後 成果

収納しているモノはすべてラベリングしてあり、どこに何があるのかすぐ分かる状態だ!

片付けができる人からすると「この部屋で”片付いてる”とか正気か?」と言われるレベルでしょうが、

  • 床が見えている
  • どこに何があるか分かる
  • 7か月以上この状態を保てている

と、私にしたら大進歩なわけでして。

部屋を片付けたことで、まともなデスク・チェアを置けるようになり、快適なPC作業環境が整ったので、改めてやってよかったな〜と思っています。

ワークデスク・チェアの高さを身長に合わせて姿勢を良くしたら肩こり・頭痛が激減した

ということで、私に部屋の片付けを実践させてくれた本を3冊紹介します。

年末に部屋の大掃除をしようと思っている人は参考にしてくれよな!

「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら二度と散らからない部屋になりました

△コミックエッセイ版

△実用書版

「片付けに必要なのは、几帳面な人の真似をする努力をすること」ではなく、「大雑把な性格の自分でも、片付けを継続できる工夫をすること」だと確信しました。

「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら二度と散らからない部屋になる Kindle版

pixivで無料マンガを求めて彷徨っているとき、『「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら二度と散らからない部屋になりました』のコミックエッセイ版のサンプルページを見つけました。

面白そうと思ってAmazonに飛びました。

Kindle Unlimitedの対象本でした。

読みました。

続けて実用書版(これもKindle Unlimited対象だった)も読みました。

その日から片付けの段取りを始め、2週間後に片付け実行。

と、流れるように私に部屋の片付けをさせてくれた本です。

部屋の片付けのキッカケがまさかのpixiv。

そしてこの本を見つけたときKindle Unlimitedで読めるタイミングだった。

ほんとにひょんなことです。

著者のなぎまゆさんも元汚部屋の住人。何度片付けに挑戦しても結局汚部屋に戻ってしまうという循環を繰り返していました。

友人宅に遊びに行ったとき、友人が自分には絶対できない収納方法(超面倒だけど超キレイ)を自然にこなしているのを目の当たりにして愕然とします。

そしてなぎまゆさんは、片付けられないのは自分の性格にあった片付け方をしていないからでは?と気づきます。

コミックエッセイ版は汚部屋から脱出したなぎまゆさんが、友人2人の部屋の片づけを手伝うお話が2本。なぎまゆ式の片づけ方法をケーススタディで学べます。

どちらの友人の部屋も見事な汚部屋で、その汚部屋になった理由(?)とかポイントが、いちいち「分かる~!」ってなります。

汚部屋あるある満載で本当に自分事のよう。

それがなぎまゆ式の片づけ方法でキレイな部屋になっていくのを見ると、自分にもできるな…!!という気持ちが高まります。

実用書版は、なぎまゆ式片付け方法のポイントを詳しく説明してくれています。

コミックエッセイ版は、マンガとしての面白さもしっかりしているので、面白さの印象が残りがちですが、改めて文章で読むと、腹落ちした上で理解が深まります。

そして最終章の『ちゃんとしなきゃ!をやめて、得られたもの』は、本当にためになります。

この章は4ページしかないし、内容はよくある片付け本マインド(DaiGoとか)と一緒です。

ですが、なぎまゆさんの言葉には、「人並みに片付けができない」ことに苦しみながら失敗と挑戦を繰り返し、その経験から自分の性格にあった部屋の片付け方を見つけ出して汚部屋から脱出した人だからこその重みがあります。

ということで、この片付け本は、コミックエッセイ版→実用書版の順でどっちも読むのがおすすめです。

ちなみに、コミックエッセイシリーズ2冊目の『見えないところも整理整頓編』読みましたが、こちらの本はそこまで目からウロコの情報はなかったです。

集めすぎ女子が本当の「好き」を見極めたらみるみる部屋が片付きました

さっちゃんは自分の部屋になにがあるか あんまりわかってないんだよ

だからなにもかも大事な気がして なにも捨てられないんじゃない?

集めすぎ女子が本当の「好き」を見極めたらみるみる部屋が片付きましたKindle版

『ちゃんとしなきゃ!をやめたら二度と散らからない部屋になりました』の「最近読んだ本に基づくおすすめ」で表示されててKindle Unlimited対象本だったので読んだら、これもめちゃくちゃ良かったです。

著者は、小さくてかわいいものをコレクションするのが大好きなひぐちさとこさん。

小さくてかわいいものを集めたり自作したりするうちに、部屋はコレクションで狭くなっていく一方。

コレクションを並べて、おしゃれで、それでいてスッキリしている理想の部屋。

1人暮らしを始めて理想の部屋を目指していたものの、気づけば部屋はコレクションで溢れかえって理想の部屋からかけ離れている状態。

片付け本に書いてる『捨てる』『手放す』に怯え、大好きなコレクションを諦められず、その間にもどんどん物がふえていき、とうとう部屋は無法地帯に。

そんな時に友人が自室に遊びに来ることになり、付け焼刃で片付けをして自己では満足していたところ、友人の「うわっ もの多い!!!」の第一声に打ちのめされます。

そして友人との会話の中で、上述の

「さっちゃんは自分の部屋になにがあるか あんまり分かっていないんだよ
だからなにもかも大事な気がして なにも捨てられないんじゃない?」

と言われたことをきっかけに、片付けが始まります。

なぎまゆさんとひぐちさんの本で、片付けをする手順の

  1. カテゴリーごとに全部出す
  2. 要るもの、捨てるもの(売るもの)を『選別』
  3. 再収納

は共通です。 

違いは、ひぐちさんの場合は『選別』のときにワンクッションあること。

ひぐちさんは、自分の部屋にあるものは全部好きなものと思っていたので、まずは『なにがあるのかを知るのがメイン、捨てる捨てないはまだ考えなくてよし』から始めます。

ひとつのカテゴリーのものを全部出して、その中から好きなものを取り出していくことで

『なんとなく大事なものの山から「好きなもの」を先に取っていったら 自然と「そうでないもの」だけが残る』

と気づきます。

ひぐちさんの本では、自分の好きと向き合い、見極めることで『持つモノの基準を見つける』方法が順を追って丁寧に描かれています。

部屋に要らないものはないはずなのに、なぜか片付かない…という人にはめちゃめちゃおすすめです。

かくいう私も、なんとなく大切だと思っていたキーホルダーや小物入れや抜いた歯(!)などは写真を撮って処分しました。

平日は早寝早起きして朝活する

平日は21:00以降はスマホを触らず、22:00に就寝。翌朝5:00に起きる。

こういう習慣をつけました。

意識が高いわけではありません。年ゆえにそうなってしまったのです。

きっかけは、今年の夏頃に参加しているコミュニティで「この期間だけブログ更新がんばろうぜ!」みたいな催しがあったこと。

夜ご飯を食べてから寝るまでの間にブログを書こう!と思っていたのですが、

  • 仕事の疲労で集中できない
  • もう諦めて寝ようと思っても神経が冴えてうまく眠れない

という最悪な循環に陥り、全然記事が進んでないのに寝不足になるばかり。

若いときは夜遅くまで作業しててもわりと集中できたし、終わったらすぐ眠れたのに。時間の流れは無情。

これはいかん!ということで、早寝早起きを試してみたところ、予想以上に良い感じだったので催しが終わった後も継続しています。

やってみてよかったことは以下。

  • 夜寝るまでにダラダラやっていたネットサーフィンが無駄な時間だったと実感できる
  • まだ疲れていない脳を使うことができる
  • 家を出る準備をするときにも精神的な余裕がある

ダラダラネットサーフィンをするのは楽しい。無駄こそ娯楽。とは思っているので、金・土の夜は解禁していますが、平日は21:00以降はスマホに触らないと決めました。

夕食後から21:00までの間に絶対これだけは見たい!というものをチェックしてます。

そういう風に過ごすと、絶対見たいもの以外は別に毎日見なくても良かったと気づきました。

楽しいことでも毎日続いたらそれと気づかずに退屈と変わらないね(忍空)。

まだ疲れていない脳を使うことができるは、意識高い系の本とかメディアで言われていたのを見て懐疑的でしたが、やってみると体感できます。

めっちゃ冴えてる!やばいぐらい作業が進む!という感じではないですが、考えているつもりがいつの間にかボンヤリしているだけになっていた、という時間はかなり減りました。

考えがまとまらなかったところを、その日の仕事のスキマ時間で考えられるのも良いです。

少し作業効率がよくなった気がします。

そして想定外に良かった点は、『家を出る準備をするときに精神的な余裕がある』こと。

以前は家を出る時間から逆算してギリギリに起きていたので、遅れたら遅刻!という気持ちで余裕が全くなく、ピリピリしていました。

家族に話しかけられるのもちょっとイラッとしてるぐらい。感じ悪いですね。

それが早起きするようになってからは、朝起きてすぐに準備を済ませてしまうので、精神的にかなり余裕ができるようになりました。なんせ家を出るまでにまだ2時間以上ある。

そして、この余裕を活かして、YouTubeで登録しているチャンネルを聞きながら朝の準備をすることにしました。『後で見る』でてんこ盛りになっていた動画がサクサク減ってます。

準備にかかっている時間は早起きをする前と一緒なのに、時間に余裕があるとYouTubeを聞く気持ちにも生まれる。

時間の余裕=精神的な余裕、めっちゃ大切。

このYouTube時間を確保できているおかげで、私のマネーリテラシーは日々高まっています。

ありがとう、両学長

ただ、この習慣をつけられたのは、部屋を片付けて快適なPC作業環境を作ったからだと確信しています。

前の汚部屋のままでは、そんな気にもならなかったでしょう。

その気になればどんな環境でもできる、みたいな言い分もありますが、やっぱり快適な環境は大事です。

おわりに

ということで、今年やってよかったこと2021でした。

物事が好転するきっかけはどこにあるか分かりませんね。

すべてのきっかけがpixivでの無料マンガ漁りなので、ネットサーフィンは無駄じゃなかった可能性もありますが、やっぱり平日は21:00でスマホを置く習慣は続けていこうと思います。

なお、各見出しの写真は仕事で嫌なことがあったときに作ったやけくそナポリタン2人前(1人で食べた)です。