「最高にうまいナポリタン」と「クラフトザウルス ブラックIPA」のペアリングで口福になった

ナポリタンとクラフトザウルスブラックIPA

ビールとフードのペアリングを試してみた第4弾です。 

今回は本当は違うビールでペアリングしようと思ってたんですが、買い置きが切れていて、家にあるビールの中から一番なんとかなりそうなものを選んでみたところ、当たりだったペアリングです。

ペアリングの考え方については、以下を参考にしています。

ビールペアリングとは? ビールと料理の合わせ方 – Voyager


最高にうまいナポリタンの作り方を知っていますか?

ナポリタン

最高にうまいナポリタンの作り方

にちゃんねるだかごちゃんねるだかで「最高にうまいナポリタン」の作り方を解説したスレッドのまとめです。

この作り方、本当に最高にうまいです。

喫茶店で食べるナポリタンそのもの。このレシピを知ってから、定期的にナポリタンを作るようになりました。

このスレではナポリタンを美味しく作る方法を「理解」できるように丁寧に解説してくれているので一読の価値ありですが、「とりあえず作り方だけ知りたい!」というせっかちさんのために、まとめておきます。

材料

茹でて一日冷蔵庫で保管した2.2mmのスパゲッティ 200g
ケチャップ  お玉8分目~9分目(お好みで)
サラダ油 大さじ1
ソーセージ お好みで
マッシュルーム お好みで
タマネギ 1/4~1/2個
ピーマン 1/4個

下ごしらえ
ソーセージを斜めに切る
マッシュルームは薄くスライス
タマネギは串切り
ピーマンは5ミリ幅くらいに切る

手順
①ソーセージ、マッシュルーム、サラダ油をフライパンに入れて、ソーセージとマッシュルームの断面に軽く焼き目がつくまで炒める

②焼き目がついたらタマネギを投入、しなっとするまで炒めていく

③ケチャップを入れてさらに炒める、ケチャップの色が濃くなり、まとまってくるまでしっかり炒める

④まとまる前にピーマンを投入し軽く炒める

⑤まとまったら火を弱めて好みのオイルを投入

⑥ソースを伸ばしてそこに麺を投入。炒めながらソースをしっかりと麺に絡めていく(ソースがオレンジ色に変わるまで)

⑦麺にソースが均一に絡まり熱々になったら皿に盛りつける

⑧最後に好みでパセリや粉チーズをかけて完成!!

キモはケチャップがまとまるまで炒めることです。

スレ主がいう「まとまる」と同じかはわかりませんが、私はこんな感じで解釈してます。

ナポリタンソース

まとまってない

(露出がおかしいことは気にしないでください)
ナポリタンソース

まとまった(と同時に焦がしてしまっている)

ソースがまとまるまで、かなり時間がかかります。根気よく炒めましょう。

あと欲張って具をたくさん入れると、かき混ぜている手が腱鞘炎になりそうになるので注意。

ただ本当にうまいので、作りがいあります。

クラフトザウルスブラックIPA

クラフトザウルスブラックIPAは、今年の超宴で飲んで美味しかったので買って帰ったものの、どんな食事と合わせようか悩んでいたビールです。

(会場ではジビエ肉のグリルとのペアリングが最高だった)

『軽井沢ビール クラフトザウルス ブラックIPA』は「ブラックIPA」というビアスタイル(ビールの種類)で、複数種類のホップがおりなすオレンジを思わせる爽やかな香りが特徴の黒ビールです。一般的な黒ビールは焙煎した麦芽の香ばしい香りが全面に出ているのが特徴的ですが、本製品ではホップの個性をより際立たせるために、麦の殻を取り除いた「Carafa Special」という麦芽を使用して、敢えて麦芽の香りを抑えています。見た目は一般的な黒ビールのようですが、一口飲めば鮮やかなホップの香りが鼻腔を満たし、後からほろ苦い味わいが感じられます。見た目と味わいのギャップを楽しむことが出来るビールです。

新製品「軽井沢ビール クラフトザウルス ブラックIPA」 | |ヤッホーブルーイング コーポレートサイト

説明にあるように、一般的な黒ビールのような重厚な香りはなく、ホップの香りが前面に押し出されていて軽快な飲み口。

味も黒ビールのこっくりまったりした重い甘苦さとは違い、水出しのアイスコーヒーみたいなすっきりとした苦味です。

単純にチョコレート、クッキーなんかのお菓子や煮込み料理に合わせるのはちょっと違うなという感じ。

やっぱり月刊月の生活(2019年8月)で紹介されている「スペアリブのマーマレード煮」を作ってみるべきか・・・と考えていたところにナポリタンです。

ナポリタンとクラフトザウルスブラックIPAが意外と合う

ナポリタンとクラフトザウルスブラックIPA

先述した通り、本当はよなよなエールとペアリングしてみようと思っていたのですが、買い置きが切れており。

どうしたもんかと思っていたところに目に入った悩ましきクラフトザウルスブラックIPA、君に決めた!したら、意外と合いました。

ホップの鮮やかな香りとナポリタンの食欲をそそる香り、スッキリとした苦味と複雑な旨味と甘み。両方が相まって非常に美味。

多分普通のスタウトとかポーターなんかの黒ビールだったら、麦芽を焙煎した重厚な香りにナポリタンのタマネギ、ピーマンの食欲をそそる香りが負けてしまったと思います。

ナポリタンの複雑な旨味と甘みも、普通の黒ビールのこっくりまったりした重い甘苦さだったら、かき消されてしまっていたでしょう。

つまり、ナポリタン×クラフトザウルスブラックIPAの組み合わせは、一つの永久機関です。

私的に結構イケてるペアリングになったので、ぜひ試してみてください。