ビールとフードのペアリングを試してみた第3弾です。
ビール、フード、どちらに関してもなんの知識も無いただの素人なので、ペアリングにおいては迷走しています。
が、ビールも美味しい。フードも美味しい。
なのでペアリングになっていなかったとしても美味しさには間違いないのです。
ペアリングの考え方については、以下を参考にしています。
ビールペアリングとは? ビールと料理の合わせ方 – Voyager
もくじ
宅飲みでビールとフードのペアリング:軽井沢高原ビール冬限定ホワイトIPAとトンテキ
ビールは軽井沢高原ビール冬限定ホワイトIPA
軽井沢高原ビール冬限定ホワイトIPAは、よなよなエール、インドの青鬼で有名なヤッホーブルーイングのビールです。
軽井沢高原ビールは軽井沢エリアで販売している限定品ですが、よなよなエール公式レストランYONA YONA BEER WORKS(東京に8店舗)でも飲めるようです。
つまり大阪在住の私には縁の無いビールです。
いや、縁の無いビールでした。
なんと、月の生活というヤッホーブルーイングの年間契約に申し込むと、大阪在住でも入手できるんです!
私は今年から契約した新参者ですが、定期的に美味しいビールが届くことが決まっている幸せにほくほくのえびす顔なわけです。
さて肝心のビールです。
このビアスタイルの特徴は、コリアンダーシードやオレンジピール、酵母由来のスパイシーさ、ホップ由来のフルーティーさとIPAらしい苦味です。「軽井沢高原ビール冬限定」はその中でも「フルーティーさ」にこだわり、寒い冬にほっと心がゆるむような香りを目指しました。
月刊月の生活アーカイブ(2019年1月号) | よなよなエール公式通販 – よなよなの里
ホワイトビールらしい白濁はあるものの、ホワイトビールに比べると黄金色が強くキレイです。
アロマは柑橘系の皮っぽいです。あの白いところの匂い。
口に含むとIPAらしく苦味のインパクトが強いです。フレーバーはホップの香りが抜けていき、苦味の余韻も長い。
だけどホワイトらしい爽やかさ(ほんの少しの酸味?)もある複雑な味わいです。
フードはトンテキ
トンテキは家でがっつりお肉を食べたいときに最適ですね。
あんまり手間はかからないし、トンテキ用のお肉は比較的安いので助かります。
クックパッドで3000件以上のつくれぽがある★魔法のタレで★甘くない激旨トンテキのレシピ通りに作りました。
このレシピのソースはウスターソースじゃなく、カキの旨味があるオイスターソースを使っているので、より豚の旨味が引き出されてコクがあります。キャベツはマスト。
ちなみに手腕を奮ったのは我が家のお肉先生こと妹です(あらぶる家で一番肉を焼くのがうまい)。
狙ったペアリング効果:苦味×旨味
IPAという単語からこのペアリングを試してみたんですが、柑橘のフルーティーさはトンテキのソースを前にして完璧に負けてしまいました。
オイスターソース強い。
これがウスターソースを使ったレシピだったら、フルーティーさの相乗効果になっていたかもしれません。
味の膨らみはあんまり感じられませんでしたが、お互いが邪魔をし合っているわけではなく。
苦味が脂っぽさをカットしてくれていています。キャベツと同じ感じ役割。つまりナイフとフォークがとまらないわけです。
全体的には豚とオイスターソースのコッテリ旨味タッグに、ホワイトビールの繊細さは完全に負けていて、IPAの部分で好戦しているといった様相でした(口腔内が)。
ホワイトIPAはホワイトの繊細さを忘れるなかれ
IPAという単語に惑わされてはいけない。
ホワイトは繊細なやつ。ちょっと当たり(味)が強いやつが来ると、途端に鳴りを潜めてしまう。
IPAは割と我が強い(ボディがしっかりしている)ので、当たりが強いやつとでも対等に渡り合っていくツワモノ。
つまりホワイトIPAは繊細なツワモノ。
フードとのペアリングを楽しむには、なかなかにコツが要りそうです。