8月下旬にクロスカブ110で鯖街道へツーリングに行ってきたログです。
前回のツーリングで山間部は涼しいと学びました。
大阪~奈良~京都で涼と饂飩とソフトクリームを堪能したクロスカブツーリングログ
なので今回も山間部を目指し、福井と京都を結ぶ通称鯖街道の国道367号をメインに走りました。帰りは途中で国道477号に出て峠越えをして、鞍馬を抜けるという市街地以外は涼しいルートとなりました。
一部冒険はあったものの、美味しいそばにもありつけ、お土産には高級鯖寿司と美味しいクラフトビールをゲットして優勝した記念すべき日です。
もくじ
今回のルート
ルート概要:大阪発で鯖街道を走って百井峠越え
総距離は160kmほどです。のんびり走って、多めに休憩、食事したり買い物したりして合計約8時間です。
- 出発(8時頃)・到着(16時頃):ひらかたパーク
- 京都市街地を抜けて国道367号へ
- 道の駅くつき新本陣で鯖寿司・鯖サンドをゲット
- 栃生梅竹で高級鯖寿司をゲット
- 永昌庵でおろしそば
- 国道367号から国道477号に入り、百井峠越え
- 百井別れから府道38号で鞍馬経由で京都市街地へ
- 京都醸造でクラフトビールゲット
- 総じて優勝
ルート詳細
クロスカブツーリングハイライト
京都市街地を抜けて国道367号へ
8時頃にひらかたパークを出発して、休みの朝でも車が多くて走りにくい苦行の1時間半を経て京都市街地を抜けます。
瑠璃光院を過ぎたセブンイレブン京都八瀬駅前店で小休憩。ここから緑の中を走る気持ちのいい道が始まります。
国道367号は↑の写真みたいな道が延々と続くツーリングに最適な道です。しかもずっと山麓を通るので、市街地よりかなり涼しいです。最高。
ただ交通量もまずまずあり、流れも速いので、50km/hぐらいでのんびりトコトコとはいかないですね。
あと京都と滋賀の県境辺りの坂では、フロントスプロケット15Tにしているクロスカブの4速では緩やかに失速しました。3速に落とすとスピードを維持して登れたのですが、15T化はやっぱり坂道に弱くなりますね。
道の駅くつき新本陣で鯖寿司・鯖サンドをゲット
国道367号をひたすら北上し、道の駅くつき新本陣に到着。こじんまりした道の駅です。
この日はここでお昼に鯖サンドは食べる予定だったのですが、クーラーの効いた建物の中で食べられる場所がなく断念。
買い物を済ませてどうしようかスマホぽちぽちして悩んでいたところ、来た道に値段は張るけどめちゃくちゃ美味しい鯖寿司屋さんがあるという情報をゲット。
すでに鯖寿司は買っていたものの、なんだか福井方面へ足を伸ばす気持ちにはなれなかったので、今晩は鯖寿司祭りを開催することに決めて、高級鯖寿司屋さんに向かいます。
栃生梅竹(とちううめたけ)で高級鯖寿司をゲット
ということで、来た道を少し戻って栃生竹梅(とちううめたけ)へ。
ちょうど前の人が注文を終えて出てきたところにうまく入れました。
鯖寿司は使う鯖のランクによって極上・特選・元祖と分かれていて、一本・半分から選べます。
ここは奮発して極上鯖寿司4,500円と特選焼鯖寿司3,700円をお願いしました。注文を受けてから作ってくれるので、40分後の受け取りです。
受け取りのとき、バイクで来ていることを見てらしたようで、女将さんから保冷バッグはあるか、帰宅までの時間はどれぐらいか質問されました。
もともと鯖寿司を買って帰る予定で保冷バッグは持っていたのでそう言うと、保冷剤は入れておくけど小さいからなるべく早く帰るように、焼鯖寿司はまだ温いから鯖寿司とは離して持って帰るようにと親切に教えてくれました。
永昌庵でおろしそば
栃生梅竹での出来上がりの待ち時間は、そばや永昌庵へ。
栃生梅竹に向かっているとき、前を走っていたライダーが入って行ったのを見て、ははん、ここも有名なお店ね?とピンときまして。
グーグルマップで確認するとやっぱり売り切れ御免の人気店。
11時開店なのに私が入った11時半過ぎには席は9割埋まっていて、私の後に1組入ったらもう満席で待ちが出ていました。前回の与喜饂飩といい、人気店にすんなり入れるなんて早立ちは得ですね。
ざると悩みましたが、よりさっぱりしたおろしそばを頼みました。
太めのそばで結構コシもあったんですが、美味しいのでスルスル入りました。そしてボリュームがすごい。他所なら大盛りの量です。これで820円は安い。ライダーに釣られて入ってよかった。
国道477号・小出石バイパスでの冒険
美味しいそばを食べて、高級鯖寿司をゲットしてホクホクで帰路につきましたが、来た道を戻るだけじゃ面白くないなと思い、国道477号を京都方面へ抜けて帰ることにしました。
永昌庵から国道367号を南下し、滋賀の琵琶湖大橋へ抜ける途中の交差点を通り越して途中トンネルを抜け、1つ目の信号を右折です。
信号を曲がった先は、国道367号と違って急に閑散とした道になってちょっとひるみましたが、川遊びをしている子供の声が聞こえてきてちょっと安心。夏場は川遊びスポットみたいです。
しばらくはごくごく緩やかな登りの2車線路が続き、50km/hでのんびりトコトコ快適だな~とルンルンで進みますが、急に道が狭くなって、おや…これは…?という雰囲気に。
またとんでもない道を選んでしまった…。
↑の地図のヘアピンカーブを抜けた先です。一見快適そうな道に見えますが、1速でえっちらおっちら登っていきます。
栗がもう落ちてました。かわいい。
一旦大原百井町で平坦な場所に出ます。鞍馬まであと8.7㎞…。
百井峠と思っていた待避所(実は百井峠を過ぎた次のピーク付近)で小休止。
ここから先の百井峠~百井別れまでは超急勾配で、バイクと車でも離合はかなり難しい道幅の区間なんですが、ここで休憩中に百井別れ方面から軽トラ1台、セダン1台が登ってきてキモが冷えました。休憩しててよかった。
滋賀・京都の府県境にある峠である途中越を越えて京都市左京区内に入ると、百井峠前後の区間で道幅は1車線と狭く舗装状態の悪い道になり、急カーブが連続する勾配18%の坂道がある[9]。
国道477号 – Wikipedia
本当にとんでもない道を選んでしまった/(^o^)\
百井別れのバス停でやっと一息。ここから府道38号に入り、鞍馬へと下っていきます。鞍馬方面への府道38号は、急カーブはあれど概ね2車線あったので安心して走れました。
鞍馬駅に無事到着。
国道477号小出石バイパスの参照
なお、帰ってきてからTOURING MAPPLE2020で確認したところ、通ってきた国道477号の区間は急勾配国道のマークが3つもついてました。
京都醸造でクラフトビールをテイクアウト
鞍馬からはグーグルマップの案内に従って、ずっと行ってみたいと思っていた京都醸造へ。
醸造所併設のタップルームは、今は飲食スペースは屋外のみとなっていますが、満席で賑わってました。
ここでビールをテイクアウトして家で宴です。
そして優勝へ
優勝した様子をご覧ください。
栃生梅竹の鯖寿司は、ご主人がこだわっているという「生っぽい」仕上がりですが臭みは全然なくて、酢の漬かり加減と塩加減が絶妙。そして酢飯の甘さとの相性が最高。文句なしに今まで食べてきた中で一番美味しい鯖寿司でした。
道の駅くつき新本陣で買った鯖サンドはトーストしていただきました。↑の量で500円切ってたと思います。こっちも変に狙わず素朴な味で美味しかったです。
まとめ:地図で道の状況を確認しよう
この日は国道367号を走って道の駅くつき新本陣に行くことと、帰りに京都醸造でビール買うことしか決めてなかったのですが、えらく充実したツーリングになりました。
国道477号も、ラッキーなことに狭小区間での離合をせずに済んだので、すごい道でしたが冒険感があって楽しかったです。
しかしメジャーではない山道を通るときは、TOURING MAPPLEや地形図で道の状況を確認したほうがいいな、と学びました。
ジオグラフィカ | 登山用GPS
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